ANTI GRAVITY / touring60

2019.04.30 Tuesday



 

前回のOVERHANGの内容をもう少し詳しく御説明します。バッグの内側・左右両端にはベルクロを配置しました(写真上部)。これは、まずバッグと同生地のパーツにベルクロを縫い付けてそれを底に溶着しています。直接ベルクロを底に縫ってしまうと、一般的なバッグと同じように縫い目(ステッチ)部分から少しずつ浸水してしまいます。写真下部に見えるインナーボックスとボトムパッドのベルクロを合わせることで綺麗なパッキングスタイルを保ちます。

次に、インナーボックスとボトムパッドについて。touring40/25であれば、荷物が少なくバッグが不安定な時の積載でもおおよそ持ちこたえられるサイズです。ところが、touring60は左右幅が60cmを超えますので、荷物が少なかったり張りのあるパッキングができていないと両端を持ちこたえるのが厳しくなってくる大きさです。そのため、touring60ではインナーボックスの標準装備を検討しています。常にインナーボックスをインストールしておくことで、安全にツーリングを楽しむことができます。またその一方で、生産をインナーボックスだけにしてしまうのではなく従来のボトムパッドも必要なパーツであると考えます。インナーボックスは大変便利なカスタムパーツですが、その分バッグのスペースを削ります。大幅な剛性アップを目指して8mm厚のEVAパッドを選んでいるのでその分容量が減ってしまいます。したがって、荷物が非常に多いツーリングでは、ボトムパッドに変更してtouring60のポテンシャルをフルに使い切ってください。インナーボックス仕様ではあきらめていたギアも持っていくことができるようになると思います。また、積載から離れた普段使いの場面においても、剛性よりも軽量を優先してボトムパッドのみで出掛けることをお勧めします。

 

 

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